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モーションタイトの構造

モーションタイトは、ねじ山の形状を変化させることにより、ねじ山のたわみ量を大きくし、本来ボルトが持っている弾性力をさらに大きくしたボルトです。
ねじ山は左右非対称形で、圧力側フランク面の延長線上に大きなR部を設けることにより、雌ねじフランク面と接触したときにわずかにねじ山が弾性変形する構造としました。
さらに、ねじ山がたわむことにより、はめ合い第一ねじ山にかかる最大荷重が他のねじ山にも分散され、荷重や切欠きによって生じる第一ねじ谷底の応力集中を緩和させる構造としました。

モーションタイト構造図

締結前・締結後

応力解析(弾塑性解析)

標準品・モーションタイト

名古屋市工業研究所による「最大主応力」の解析(LS-DYNA)

ねじ山の拡大写真

ねじ山の拡大写真

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